セトリで振り返るHey!Say!JUMPコンサートツアー2014-2019
明けましておめでとうございます。
そしてHey!Say!JUMPの皆様、
2019-2020ドームツアー「PARADE」完走おめでとうございます!!!
私も今ツアーは5回ほど参戦しました!
京セラドームの初日からヤフオクドームまで!いやー楽しかった!
今回は初日に感じたセットリスト構成の変化について、2014年のツアー「s3art」から2019年「PARADE」までを見て振り返っていきたいなと思います。長くなったので前編後編をわけることに。
1.「PARADE」所感
まず、比較をしていく前に初日を見たときの感想を。
今回のツアーは一言で言うと「懐かしいのに新しい」!
アルバムツアーをやるようになってからずっと続けていたユニットコーナーや、デビューしてから当たり前のようにあった7・BESTコーナーとバンドコーナーを廃止、そのぶん、いわゆるメンバーが「休憩する」時間がほとんどなかったものすごく挑戦的な構成だと思った。
みんなアラサーになったのにすごいね。
台湾公演には行かなかったのですが、台湾公演のノウハウも持ってきて、すごく見どころ満載の「夢と妖し」のコンサートだったと思う。
去年よりもJUMPが得意な世界観だったんじゃないかなぁ~とも追う。
Hey!Say!JUMPはSUMMARYを数年やっていたこともあって、少しダークな世界観がなじみ深いこともあり、妖しの世界観が得意なイメージがあったので、懐かしい~とも思えるのに新しい、すごく楽しいコンサートでした!
2.数字で見るHey!Say!JUMPアルバムツアー ~S3artからPARADEを振り返る~
⓪今回比較したツアーについて
2014年 S3art(アリーナツアー)
2015年 Jumping CARnival(アリーナツアー・ドーム公演)
2016年 DEAR (アリーナツアー・ドーム公演)
2017年 I/O (アリーナツアー・ドームツアー)
2018年 SENSE or LOVE (アリーナツアー・ドームツアー)
2019年 PARADE (アリーナツアー・ドームツアー)
⇒ドーム公演があったJumping CARnival以降はドームツアーのセトリを用い、Smartのみアリーナツアーのセトリを使用しました。
※参考:2009年
Hey! Say! SUMMER CONCERT '09 JUMP天国
今回、参考資料としてみんな大好き天国魂も場合によっては入れてみました!
10年の月日を経たHey!Say!JUMPのエモさを感じていただければと…!
①曲数
まずは曲数から見ていきましょう。
※Hey!Say!JUMPで比較するため、Jr曲を省いております。
全曲数でみると平均して、34曲となりました。
(ちなみに、天国魂を抜いた平均は、35.5曲)
天国魂、曲数こんなに少なかったっけ?!?!1曲の時間が長かったのかな…?
映像未だにほしいなぁ…
一番多いのは2017.2018年の40曲。
2017年は10周年メドレーがあったこと、2018年はソロ曲があったことが要因かな、と思います。
そして、今年のPARADEは平均を下回る数字ですね。
MC前・アンコール前・アンコールに分解してみてみると、
今年はアンコールがメドレーだったことからアンコールの曲数が多く、9曲!
ライブ本編をみてみると、前半14曲(6年間で最小数)、後半10曲(6年間で最小数)と近年のツアーでは明らかに少ない数字。
それでも今年のライブがとっても楽しめた理由をさらに深堀りしていきます。
② 初披露曲数
ライブの醍醐味といえばパフォーマンス。
そしてそのライブで初めて披露される曲は歓声もひと際多く、そのライブを象徴するパフォーマンスになることも多いのではないでしょうか。
というわけで「そのツアーで初めて披露した曲」をまとめてみました。
アリーナ・ドーム両方をまとめて1ツアーとしたので、ドームツアーの前にアリーナツアーで初披露した曲もカウントに含みます。
ただし2014年には東京ドームにて『Live with me』、2019年には台湾公演といった単発ライブがあったため、そこでの初披露は1カウントとし、ツアー初披露にはいれないものとしてみました。(カッコには入れてます)
初披露曲という点でやっぱり印象に残っているのは2018年「SENSE or LOVE」ではないでしょうか?
SENSE or LOVE以前は、「バンパイア先輩」や「ビバナイ」などが常連とされていましたが、SENSE or LOVEはアルバム曲を中心にした構成が特徴的。
全曲数に占める割合もなんと65%と一番高い数字になっています。
こうやって数字で見ると、やっぱり周年ツアー(18%)は今までの軌跡を振り返るツアーだったんだなぁと実感しました。
そして今回のPARADEは39%となっております。全体を見ると少し少なめの数値に感じますが、今年はソロ曲なし、ユニット曲なしであること(例年ソロやユニットは初披露曲の場合が多い)を考えると、かなり多い数字ではないでしょうか?
③アルバム曲数
②の初披露曲の補足として、アルバム収録曲数のみでのセトリ全体に占めるパーセンテージも出してみました。
(※アルバム収録のシングル曲は前年に発売されていることも多いので今回は除外です。)
ここでは「アルバム曲のセトリ落ち」を見ることが出来ます。
※PARADEは10曲でした…!あとで直します…!
やっぱりここでもSENSE or LOVEは強い…!
私の肌感としては、DEARの頃までは「悲報:〇〇セトリ落ち」のようなツイートが散見されていたように感じるのですが、
なんとSENSE or LOVEではCity Wonder以外全てがセトリ入りという快挙を成し遂げたのです…!
(City Wonderとはなんだったのか)
(裕翔君のお気に入り曲だったのに…)
ちなみに、ここまで見ていただいてわかる通り、私はSENSE or LOVE大好き芸人でございます。
それはさておき、今回のアルバム収録曲からは「I」「Love Equation」「CALL & PRAY」がセトリ落ちする結果に。
今年はアリーナツアーもなく、バンドコーナーもなかったため、全曲を盛り込むのは難しかったのはなんだか納得しました。
(「I」は裕翔君のお気に入り曲だったのに…)
結果としてセトリ入りした、
・獣と薔薇
・はな壱もんめ
・UTAGE Tonight
・Zombie Step
・アイノユウヒ
・パレードが始まる
・パレードは終わらない
・め
・ぷぅの歌
は「夢と妖し」のテーマにぴったりの曲ばっかりなので、なるほど…と納得した次第でした。
④シングル曲数
最後に、逆にシングル曲数が全セトリに占めるパーセンテージについて。
アンコール抜きのパーセンテージも入れてみました。
やっぱり多いのは2017年の周年ツアー。(UMPも3回披露されてるしね)
なんと、約半数がシングル曲となります、
そしてそして、なんと今回のPARADEもI/Oと同じパーセンテージなのです。これにはびっくり!
PARADEは先述の通り全体の曲数が少なめなので、このパーセンテージに起因しているものと考えられます。
しかし、アンコールを抜いたパーセンテージは6年間のツアーでも最小値(7曲・21%)となっています。
シングル曲は同じパフォーマンスをすることで「マンネリ化」を産んでしまうリスクがあるのに対して(これは後編でも話そうかと考えております)、
人気曲をアンコールでさくっとまとめたり、和のアレンジを加えたりした今回は「うまいなぁ~」という所感を抱きました。
今回のツアーはシングルで見ると、
・たくさんシングル曲はやっている(初見の方でも楽しみやすい)
・一方で、見せ方や曲の長さを工夫して、本編中の今年のカラー(コンセプト)を濃くした(何年もツアーに来ている人も楽しみやすい)
という点で非常に工夫されたツアーでるということがわかりますね!!!
というわけで、Hey!Say!JUMPツアーを振り返る前編はこれにて終了です!
後編はやりたかった
・メンバーの休み時間
・セトリの雰囲気
・魅せ方の構成
などのちょっと抽象的な部分についてお話する予定です。
では。